中日・京田&西武・源田は三塁打でも記録を残せるか
2017シーズンの新人王の有力候補である
セ・リーグ、中日の京田選手と
パ・リーグ、西武の源田選手
源田選手は1981年に石毛選手が記録したシーズン127安打の球団新人記録を更新
京田選手も今シーズン、9月12日の段階で136安打を記録しており
球団新人記録のシーズン139安打の更新を濃厚としている
共に球団の新人シーズン安打数の記録が注目されているが
9月12日の段階で2人ともリーグ最多の記録としているものがある
三塁打である
両リーグ、新人選手がリーグ最多の三塁打を記録したというのは今までにない
ちなみに2016シーズンは楽天・茂木選手が7三塁打でパリーグトップを記録した
セ・リーグトップの中日・大島選手の9には及ばなかった
このように両リーグで新人選手がリーグ最多の三塁打を記録できそうだったというのは
その前を振り返ると60年も前となる
まずは2リーグ制となった初のシーズンである1950年
パ・リーグでリーグ最多の三塁打を記録したのは蔭山和夫選手(南海)の15であった
これは今でもシーズン三塁打の新人記録である
そしてセリーグでの新人最多三塁打は福田勇一選手(国鉄)の10三塁打
新人ながら2桁の三塁打を記録したがリーグ最多は原田徳光選手(中日)の12であり
惜しくも2リーグ制となってから
いきなり両リーグで新人が最多の三塁打の記録は生まれなかった
その後で最も惜しかったのは1958年
パ・リーグでは本屋敷錦吾選手(阪急)が新人ながらリーグ最多タイの10三塁打を記録
セ・リーグで新人の最多三塁打は長嶋茂雄選手(巨人)の8三塁打であり
に惜しくも1本及ばなかった
その後もリーグどちらかで新人が最多の三塁打を記録というのは数回あったものの
その年に片方のリーグで新人の三塁打数が多いというケースは見かけられない
京田選手と源田選手は三塁打でも歴史に名を残せるのか注目したい