プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

球団別にみる最多本塁打 右左別でも調べてみた!

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通算の本塁打数は

王さんが記録を持っているのは有名

 

最近までシーズン記録も持っていたが

2013年にヤクルト・バレンティン選手が60本の本塁打を放ち

記録を更新したのは記憶に新しい

 

そういえば、球団別のシーズン本塁打記録は?

と、疑問に思い調べてみました!

 

1950年の2リーグ制となって以降の記録を対象とし

右左別にも調べてみました

スイッチヒッターの記録が目立った場合はそれも載せます

 

最多記録が助っ人外人だった場合は

日本人登録選手まで調べてみました

 

では、いきまーす

 

ソフトバンク(ダイエー、南海)

右:野村克也(1963年)  52本塁打

左:松中信彦(2005年)  46本塁打

 

この球団は長い歴史がありながら

記録は助っ人外人がいないという

数少ない球団の一つ

 

右左共に三冠王選手が記録

 

 

・日ハム(東急や東映など)

右:大杉勝男(1970年)   44本塁打

左:ソレイタ(1980年)   45本塁打

左:大下弘    (1949年)   38本塁打

 

この球団は、記録が長い間更新されてないようですね

小笠原選手の最高記録は37本でしたので

惜しくも記録更新ならず

 

 

・ロッテ(毎日、オリオンズなど)

右:落合博満(1985年)   52本塁打

左:アルトマン(1971年)   39本塁打

左:榎本喜八(1966年)   24本塁打

  大松尚逸(2008年)   24本塁打

 

ロッテは左で40本塁打以上は記録なし

日本人では30以上記録した左打者もなし

 

 

・西武(西鉄など) 

右:カブレラ(2002年)     55本塁打

右:中村剛也(2009、2011)   48本塁打

 

左:テリー(1983年)    38本塁打

  バークレオ(1988年)  38本塁打

左:秋山翔吾(2017年)   25本塁打

 

両:デストラーデ(1990年)   42本塁打   

両:松井稼頭央(2002年)    36本塁打

 

こちらは純粋な左打者で

40本以上はいないみたいですね

日本人となると30本以上も実はいなかったんですね

 

右打ち、左打ち、スイッチヒッターの全てで最多は助っ人外人

 

中西太選手など

数多くのスラッガーが在籍していた球団

30本塁打以上放った右バッターは多かったです

 

 

オリックス(阪急) 

右:長池徳二(1973年)   43本塁打

左:ローズ(2007年)    42本塁打 

左:藤井康雄(1990年)   37本塁打

 

ホームランバッターが少ない印象の球団

しかし、日本人で40本塁打以上を記録した

選手は存在してます

 

助っ人外人の右打者で長池選手の記録を

更新した選手はおらず

 

 

近鉄

右:中村紀洋(2001年)   46本塁打

左:ローズ(2001年)   55本塁打

左:栗橋茂(1979年)   32本塁打

 

今は無き球団ですが一応

2001年に、ローズ選手と中村選手が打ちまくって優勝したのは印象的

 

ブライアント選手はローズ選手の記録で

名前を載せることは出来ず

 

ローズ選手は近鉄オリックスで記録を作ったみたいです

 

 

楽天

右:山崎武司(2007年)   43本塁打

左:ペゲーロ(2017年)   26本塁打

左:茂木栄五郎(2017年) 17本塁打

 

こちらの球団は創設以来

左打者は助っ人外人、日本人のどちらでも

20本塁打以上は長い間いませんでしたが

2017年にペゲーロ選手が左打者初の20本塁打を記録しました

日本人左打者としても球団創設の2005年に磯部選手が記録した16本塁打

2017年にようやく茂木選手が更新しました

 

 

 

ここからセ・リーグ!!

 

・ヤクルト

右:バレンティン(2013年)   60本塁打

右:山田哲人(2015年)     38本塁打

 

左:ペタジーニ(1999年)   44本塁打

左:岩村明憲(2004年)    44本塁打

 

全員、記憶に新しい選手が並んでいます

最近数年で、どんどん記録が更新

 

右打者に至ってはここ2、3年のこと(初更新当時)

 

左はペタも岩村選手も44本塁打で最多

 

 

・巨人

右:ラミレス(2010年)    49本塁打

右:小久保裕紀(2004年)   41本塁打

左:王貞治(1964年)   55本塁打

 

右打者の日本人は小久保選手が記録

巨人の生え抜き右打者で40本以上の

本塁打は打ってないんですね

 

確かに言われれば、ミスターや原さんも

40打ってなかったもんな

 

 

阪神

右:藤村富美雄(1949年)   46本塁打

左:バース(1985年)    54本塁打

左:掛布雅之(1979年)   48本塁打

 

ミスタータイガース・藤村富美雄さんが右打者で一番!

 

新井兄弟が阪神で共にプレーしたのは記憶に新しいですが

藤村さんも、弟の隆男さんと共に阪神でプレーしてたみたいです

 

 

・広島

右:山本浩二(1977、1978、1980)   44本塁打

左:ギャレット(1978年)   40本塁打

左:金本知憲(1999年)   34本塁打

 

この球団の一番はやっぱ山本浩二さん

 

新井貴浩選手は2005年に43本塁打を記録

もう少しで球団記録でした

 

 

・中日

右:ウッズ(2006年)    47本塁打

右:西沢道夫(1950年)   46本塁打

 

左:マーチン(1976年)   40本塁打

左:大豊康昭(1994,1996年)   38本塁打

 

左打者で日本人1位となった

大豊選手は台湾出身の台湾人ですがプロ入りする前に日本人登録選手となる条件を満たしたので日本人扱いです(詳しくは「プロ野球 外国人枠」で検索)

純粋な日本人の左打者1位は2003年に34本塁打を記録した福留孝介選手となります

 

 

・横浜(大洋)

右:村田修一(2008年)   46本塁打

左:筒香嘉智(2016年)   44本塁打

 

意外なことに日本人のみの名前となりました

2015年までは左打者の1位は1950年の藤井勇選手の34本塁打でした

半世紀以上、誰も左打者で達成できなかった40本塁打を2016年に筒香選手が記録 

 

 

 

こうみると、本塁打って右打者のほうが

圧倒的に多くの本塁打を打ってますね

 

ここに名前の載らなかった

田淵選手(西武、阪神)等の

右ホームランバッターの30本以上や

40本以上の記録も多く確認できました

 

強打者は左が多いイメージだったので

少し驚きです

 

では次は左打者が有利の打率について調べようかな