最優秀防御率について振り返る やっぱマー君は神の子!
今回は
最優秀防御率についてみてみます!
2リーグ制となった1950年から見てみました!
このタイトルを取った投手って
1950年~1970年くらいは防御率1点台くらい
1970年からは防御率2点台での受賞が多い印象です
パリーグに関して言いますと投高打低と言われている
最近の2006~2014までは防御率1点台での受賞でした
昨年、2015年はパリーグで久々の2点台でのタイトル受賞でしたね
最近のセリーグは1点台も多くなってきた印象
今年からはコリジョンルールの影響で防御率の平均は少なからず上がるでしょう
そうなると防御率1点台も減るのでは?と思っております
1950年以降の最優秀記録は
2リーグ制で唯一0点台です
神様、仏様、稲尾様と呼ばれた名投手がパリーグ記録です
ちなみに今回は触れませんが、1リーグ時代では試合数が少ないので
1点台も0点台も多く見られます
防御率に限ったことではないですが
投手の歴代の記録って昭和のプロ野球ばっか
なんていう印象がありますよね
2位と3位は田中将大投手なんですよね
改めて思う、マー君ってスゴイなぁ!
1971年以降、防御率が1.50を切ったのは
2011年のダルビッシュ投手と
2011年と2013年のマー君だけ
マー君は2回も記録
やはりマー君は何か持ってますよね!
さてさて、では逆に一番高い防御率でタイトルを取ったのはというと
2000年の戎信行投手(オリックス)で3.27
パリーグでは2回です
そのもう一回は2001年のロッテ・ミンチー投手で3.26です
パリーグでは2年連続での3点台でのタイトルという珍事
2000年代の初期の頃って
飛ぶボールが使われていた時代であり
投手受難といわれた投低打高の時代でした
最優秀防御率のタイトルを見ても、このくらいの時期って
2.50~2点台後半が目につきます
平成の怪物・松坂投手や上原投手といった
1990年後半から2000年前半に活躍したエース級投手が、今に比べて良い防御率を残してない印象があるのは
この影響ではないでしょうか
ちなみに最優秀防御率のタイトルを分け合ったのは1回のみ
これも珍しい記録ですね
タイトルを取った投手の防御率の平均は
セリーグで2.04
パリーグで2.16
先程も触れましたが
2000年代初期は防御率が2点台後半とかでタイトルを取り
2006年からは1点台での受賞が主流になったのをみると
2005年くらいを境にボールの影響で
得点力が大きく変わったのはコレを見ても明らか
今年からはコリジョンルールの影響はどれくらいあるかな
そこんとこも今年の注目ポイントですね