プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

荒木選手2000試合出場達成 そういや荒木選手はセリーグ記録を持っていたっけ

中日の荒木選手が2000試合出場を記録しました

おめでとうございます!!

 

そういえば、荒木選手は打数のセリーグを持っていましたね

2005年に623打数を記録し、これが今でもセリーグ記録

 

日本記録は1963年の南海の広瀬叔功選手の626打数

 

ま、2005年のセリーグは146試合と試合が多い方だったから多くなるのは自然なことだけどね

1963年のパリーグはそれよりも多い150試合だったそうで

そりゃ、その時に記録された最多の打数には及ばないわけだ

 

でも、打数と打席数の歴代シーズン記録をみると

2005年以降の最近の選手がならんでるんだよな

 

さっきも言ったけど2005年以降のプロ野球の試合数は140以上が普通になったから

ここ最近の選手が上位にくるのは当然なんだが

 

けど

1963年と1964年のパリーグは150試合、1956年のパリーグは154試合

と昨今の試合数より多いのに、その時代の選手はあまりいないという事実

 

 

ちなみに、打席数の日本記録は

2010年の当時ロッテの西岡選手の692打席

けど打数は596で歴代20位

 

2005年の荒木選手の打席数は674で歴代11位

 

もちろん、四死球と犠打、犠飛が少ないってことですよね

ということで、ついでにシーズン打席数トップ20の記録について

打席数ー打数が少ないランキングも見てみました

 

打席 打数  差    選手名    年

671 622 49 佐々木信也 1956
676 626 50 広瀬叔功 1963
674 623 51 荒木雅博 2005
668 613 55 マートン 2010
662 602 60 川崎宗則 2010
676 609 67 坂本勇人 2010
675 604 71 石井琢朗 2006
675 602 73 秋山翔吾 2015
688 612 76 石井琢朗 2005
665 588 77 井端弘和 2007
680 599 81 青木宣親 2006
671 590 81 バルボン 1956
667 583 84 青木宣親 2010
662 576 86 田中賢介 2010
689 601 88

赤星憲広

2005
685 596 89 山田哲人 2014
666 573 93 井端弘和 2006
692 596 96 西岡剛 2010
662 559 103 金本知憲 2005
680 575 105 田中賢介 2009
662 551 111 今宮健太 2014

 

やっぱ、シーズン打数歴代トップ3の選手が上位になりましたね

 

といっても、四球が少ないってことだな

あんまり、2005年の荒木選手の出塁率は高くないしなぁ

 

ま、でも1番打者として足でプレッシャーをかけれる選手として落合監督に使われ続けた荒木選手のリードオフマンとしての凄さが分かる記録ってことなんかな