首位打者の中でも平均以上の成績を残したのは?
今回は首位打者を獲得した選手の打率の平均を出してみた!
1リーグ時代を含め、2015年までの首位打者の平均打率は.340でした!
さて、どれだけの選手が平均以上の成績でタイトルを獲得しているのかな?
首位打者1回でその時の打率が.340以上でした!というのは面白くないので
対象を2回以上の首位打者獲得選手とすると28人!
その中でタイトルを獲得した全ての年で.340以上の打率を残したのは8人!
まず、首位打者を2回獲得して2回とも打率が.340以上だったのは
史上初の三冠になるなどプロ野球創設期に活躍した・中島治康選手
1938年春.345 1938年秋.361
1960年.344 1966年.351
巧打の中距離打者として活躍した・谷沢健一選手
1976年.355 1980年.369
史上最強の助っ人・バース選手
1985年.350 1986年.389
現在中日の二軍監督である・小笠原道大選手
2002年.340 2003年.360
そして、現役では唯一の・福留孝介選手
2002年.343 2006年.351
の6名!
皆、チームの中心として活躍した選手ばかり!
2回の首位打者獲得者は17人いるのに、その中で平均以上の成績を残したのは6人のみなんですね
もちろんスゴイんですが・・・上には上がいるのを忘れてた!
さ、3回以上の首位打者獲得者をみてみましょ
3回以上も首位打者を獲得したのは
張本さんや、王さん、長嶋さん、落合さん
などなど伝説級の名選手など11人います!
その中でタイトルを獲得した全ての年で.340以上の打率を残したのは・・・2人!
青木選手とイチロー選手です!
青木選手は3回、首位打者を獲得!
2005年.344 2007年.346 2010年.358
3回のタイトル獲得時の平均打率は.349!
NPBでの通算打率は.329ですが
首位打者を獲得した年は常に高打率を記録していますもんね
それに2008年は、当時横浜の内川選手が右打者最高の.378を記録した為にタイトルは取れませんでしたが打率.347を記録したのもあったなぁ
イチロー選手は1994年のブレーク以降
2000年まで7年連続で首位打者を獲得していますが、その7年間での最低打率は.342
NPBでの通算打率は.353
首位打者の平均打率が.340だということを認識してから改めてみると、この成績が桁外れすぎて笑えますね
現役で.340以上の打率で首位打者になったことあるのは福留選手をはじめ
ソフトバンクの長谷川選手と柳田選手と内川選手
巨人の阿部選手、阪神の西岡選手にロッテ・福浦選手
の7名
さ、この中で再び打率.340以上で首位打者を獲得する選手は現れるかな!?
可能性が一番高いのは柳田選手かな?今年は現状ではきついだろうけどね
ま、他に可能性がるのは年齢の観点から長谷川選手くらいか
内川選手は2011年に打率.338での首位打者と.340を切っているしな