プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

ホームランキングの本塁打平均値を調べてみたら、意外な選手が出てきた!

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前回、首位打者の打率の平均値を調べてみて

タイトルを取った時の打率が常に平均以上だった選手について調べてみました!

 

今回は本塁打編!

 

本塁打数は打率と違って試合数に影響が大きく出るので、今回は試合数が120以上である1948年からカウントしました(1951年は試合数が120を下回ってますけどね)

 

タイトルを取った時の本塁打数の平均値は39.1本

なので平均以上を40本とします

 

 今回も複数回タイトルを取った選手で常に平均を上回った選手は誰なのかを探してみました!

 

まず、本塁王のタイトルを複数回獲得したのは30人!

 

その中で常にタイトルを獲得した時の本塁打数が40を超えてたのは・・・8名!

 

 

その中で半分の4人は助っ人外人でした

 

タフィ・ローズ選手(本塁打王4回)

1999年40本 2001年55本 2003年51本 2004年45本

 

アレックス・ラミレス選手(本塁打王2回)

2003年40本 2010年49本

 

タイロン・ウッズ選手(本塁打王3回)

2003年40本 2004年45本 2006年47本

 

と記憶に新しい3選手が記録

そして、もう一人は

ランディ・バース選手でした!(本塁打王2回)

1985年54本 1986年47本

 

 

さて、残りの4人の日本人選手はというと

一人目は平成の三冠王・松中選手!(本塁打王2回)

2004年には三冠王を達成し、本塁打数は44本

翌2005年は二年連続の本塁打王打点王の二冠となり、本塁打数は45本!

 

 

 

二人目は「不惑の大砲」と呼ばれた門田博光選手(本塁打王3回)

1981年44本 1983年40本 1988年44本

 

1988年は打率.311 44本塁打 125打点

の記録を残し、40歳でMVPを受賞

これは歴代最年長のMVP選手

 

 

残り2名は

長池徳二選手と大杉勝男選手といった

プロ野球ファンなら知っている、または聞いたことがある選手だけど

これは意外っちゃ意外な気がする!

 

 

まず、長池選手!

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本塁打王3回

1969年41本 1972年41本 1973年43本塁打

 

ミスターブレーブスと呼ばれた名選手

43本塁打オリックス(阪急)のシーズン本塁打記録

ちなみにオリックス(阪急)で40本塁打以上を記録した日本人は長池選手のみ

 

 

 

次に大杉選手

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本塁打王2回

1970年44本 1971年41本

 

通算の本塁打数と打点数は9位!

1970年に記録した、打率.339 本塁打44本は日ハムの右打者の最高記録!

また、この年に記録した15犠飛もシーズン記録!

 

結構、多くの記録を持っている名選手です!

 

 

 

ちなみに15回も本塁打王になっている王さんは

1962年は38本、1971年は39本

 

本塁打王の獲得回数が歴代2位の9回を記録しているノムさんは、そのなかで40本以上を記録したのは4回でした