プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

歴代の打者たちは、どれくらい打席に立てば4257安打を達成できたのか調べてみた

f:id:nr0206gd07:20160616130159p:plain

イチロー選手が、日米通算ではあるがピート・ローズ氏の通算4256安打を超える4257安打を達成!

14384打席目での記録となりました

 

てなことで、今回はNPBでの通算安打数が歴代TOP10の選手は何打席立てば4257安打となる計算なのか調べてみました!

ついでに、日米通算安打数が2000前後の選手も入れました

現役選手は2016年の開幕前の記録とします

 

 

 

 

まず最もペースが速いのは青木選手でした!

 

青木宣親  6634打席-1847安打

 

15290打席目で 達成するペースです

イチロー選手は14384打席目と15000を切っているのに、他の選手での最速ペースは15000を切れてないみたいでした

 

イチロー選手の場合、ヒットメーカーとしての能力が高いだけでなく

長年、メジャーでプレーして敬遠や死四球のペースが多くないからなんでしょうね

これだけ長くメジャーでプレイしていること自体が伝説だと思います

 

 

ちなみにNPBでの通算打率1位の若松さんのペースは14869打席目でした

今回は通算安打数のことなので通算打率が高い選手については、また今度で(笑)

 

 

 

さて、15000打席台で達成ペースは青木選手の他に2名


張本勲   11122-3085  15347打席ペース
長嶋茂雄  9201-2471    15851打席ペース

 

昭和のスター選手2名ですが、ペースは青木選手に及ばず

 

 

 

そして、16000打席台も2名しかいませんでした
松井稼頭央 10208-2649  16404打席ペース
福本豊   10130-2543   16958打席ペース

 

両名とも盗塁王ですね

世界の盗塁王・福本さんと

以前、書きましたがイチロー選手が日本にいたときに盗塁王獲得を阻止した松井選手です

shinbizium.hatenablog.com

 

さて、本題に戻ると

4257安打というのは17000打席台で達成するペースの選手が多いことが分かりました

今回対象にした選手では、8人もの選手が17000くらいでした!


松井秀喜  10562-2643  17012打席ペース


門田博光  10304-2566  17094打席ペース


土井正博  9853-2452    17106打席ペース


立浪和義  10033-2480     17222打席ペース


金本知憲  10431-2539     17489打席ペース


福留孝介  7956-1933       17521打席ペース


野村克也  11970-2901     17565打席ペース


衣笠祥雄  10634-2543     17801打席ペース

 

 

そういや、もうすぐで福留選手は日米2000安打を達成でしたね

 

 

 

そして対象にした選手の中でペースが18000台と遅めだったのは以下2名


井口資仁  9293-2185   18105打席ペース
王貞治   11866-2786    18131打席ペース

 

 

なんと最下位は王さん

ま、考えてみりゃそうなるわな

 

王さんは死四球や敬遠に犠飛だって多いからね

イチロー選手の2倍くらいの四球を記録しています

NPBで通算四球数が2000を超えているのは王さんだけだしね

 

 

 

メジャーより試合数が少ないNPBでは、現実味のない数字が並びましたが

達成する打席数のペースをまとめるとこんな感じ

 

青木宣親   15290
張本勲    15347
長嶋茂雄   15851
松井稼頭央  16404
福本豊    16958
松井秀喜   17012
門田博光   17094
土井正博   17106
立浪和義   17222
金本知憲   17489
福留孝介   17521
野村克也   17565
衣笠祥雄   17801 
井口資仁   18105  
王貞治    18131  

 

イチロー 14384-4257

 

 

それはそうと

NPBのみで3000本以上の安打を記録する選手は現れるのだろうか・・・