プロ野球記録室

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通算K/BBランキング

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投手の能力を示す一つの指数である

K/BB

 

これは奪三振数÷与四球で算出される

奪三振と与四球は守備の影響を受けない為にK/BBは運に左右されない投手の能力とされている

この数値は通算記録であれば2.00以上で好投手とされているようです

 

今回は通算成績でのK/BBランキングベスト20を作ってみました

条件としては通算で100勝または投球回1500回以上の先発型投手と

通算100ホルードまたは100セーブ以上のセットアッパー部門の2つでやってみました

 

 

まずは100勝、投球回1500のどちらかを満たした投手です

現役投手は2017シーズン終了時でNPBのみでの成績です

順位 選手名 K/BB 奪三振 与四球
1位 上原 浩治 6.68 1376 206 1999-2008
2位 土橋 正幸 4.61 1562 339 1955-1967
3位 杉浦 忠 4.29 1756 409 1958-1970
4位 成瀬 善久 3.79 1198 316 2006-
5位 稲尾 和久 3.58 2574 719 1956-1969
6位 村山 実 3.55 2271 639 1959-1972
7位 川上 憲伸 3.53 1381 391 1998-2015
8位 杉内 俊哉 3.51 2156 614 2002-
9位 和田 毅 3.45 1520 441 2003-
10位 岩隈 久志 3.44 1175 342 2001-2011
11位 金子 千尋 3.43 1494 436 2006-
12位 岸 孝之 3.35 1432 427 2007-
13位 遠藤 一彦 3.32 1654 498 1978-1992
14位 小山 正明 3.23 3159 978 1953-1973
15位 江夏 豊 3.19 2987 936 1967-1984
16位 能見 敦史 3.11 1388 447 2005-
17位 江川 卓 3.08 1366 443 1979-1987
18位 佐々岡 真司 3.04 1806 595 1990-2007
19位 内海 哲也 2.96 1440 487 2004-
20位 石川 雅規 2.95 1446 491 2002-

 

上原投手がダントツの一位ですしかも唯一の5越え

上原投手は凄いことに2016シーズン終了時でのMLB通算K/BBは驚異の7.91

日本よりメジャーでのほうが数値は優秀です

上原投手の凄さが十分に伝わります

  

そして2位は東映(現在の日ハム)でエースとして活躍し

ヤクルトと日ハムでコーチ・監督を務めた

土橋正幸投手

 

土橋投手の武器は抜群の制球力です

通算与四球率は1.21と2000投球回の投手の中では1位の記録であり

他にも、56イニング連続無四球の記録を持っています

与四球がかなり少ないのでK/BBの数値もが高いのですね

(プロ12年で339四球、1562奪三振

 

 

条件を満たした現役投手の2位は成瀬投手ですが

巨人の菅野投手の2017シーズンまでの数値は4.46と成瀬投手より優秀な数値を記録しています

 

 

 

では投手分業となっている近代選手が多い中継ぎ抑え部門トップ20です

条件は100ホールドまたは100セーブ

現役投手は2017シーズンまでNPBのみの成績です

順位 選手名 K/BB 奪三振 与四球
1位 D.サファテ 4.67 565 121 2011-
2位 R.ペドラザ 4.20 126 30 1999-2003
3位 豊田 清 4.15 859 207 1993-2011
4位 大塚 晶則 4.05 474 117 1997-2003
5位 藤川 球児 4.04 1055 261 1999-2012、2016-
6位 平野 佳寿 3.88 884 228 2006-2017
7位 森福 允彦 3.87 321 83 2007-
8位 S.マシソン 3.82 432 113 2012-
9位 佐々木 主浩 3.70 851 230 1990-2005
10位 MICHEAL中村 3.68 294 80 2005-2012
11位 M.クルーン 3.45 417 121 2005-2010
12位 浅尾 拓也 3.432 453 132 2007-
13位 岩瀬 仁紀 3.430 813 237 1999-
14位 J.ウィリアムス 3.426 418 122 2003-
15位 林 昌勇 3.40 231 68 2008-2012
16位 山口 鉄也 3.35 509 152 2006-
17位 久保田 智之 3.26 612 188 2003-2014
18位 江夏 豊 3.19 2987 936 1967-1984
19位 佐々岡 真司 3.04 1806 595 1990-2007
20位 高橋 聡文 2.99 449 150 2002-

 

 こちらの1位はシーズン54セーブの記録保持者・サファテ投手

上位2位は外国人となり日本人では精密機械と呼ばれた豊田投手が1位となりました

 

豊田投手は先発としても活躍していた投手なので

リリーフ専門の日本人投手1位はWBC初の胴上げ投手である大塚投手でした

 

これ以降のランキングは最近の投手やシーズンセーブ数の記録上位者が目立っています