プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

2017シーズン 本塁打を打てば負けない男ランキング

f:id:nr0206gd07:20170826160539p:plain

 プロ野球には毎年といっていいほど本塁打による不敗神話がある


2015年は当時・ロッテのデスパイネ選手が本塁打を放てばチームは負けないというジンクスが一時期流行り

今年は8月のはじめまでは阪神の福留選手による不販神話が続いていた

 

ということで2017年シーズン
選手が本塁打を放ったらチームがどのくらいの勝率をしているかをランキング
今回は勝率8割以上でランキングしました

 

ただし、1試合や2試合だけ本塁打を放ち勝率100%では面白くないので
今の段階では対象選手を5試合以上で本塁打を放っている選手とします
5本以上の本塁打ではなく5試合以上で本塁打を放つことが条件です


セリーグ勝率8割以上選手ランキング

 

順位 選手名 球団 勝率
1 亀井 巨人 5 0 0 100.00%
2 バティスタ 広島 9 1 0 90.00%
3 福留 阪神 16 2 0 88.89%
4 坂本 巨人 10 2 1 83.33%
  原口 阪神 5 1 0 83.33%
  大山 阪神 5 1 0 83.33%
7 桑原 DeNA 9 2 0 81.82%
8 長野 巨人 12 3 1 80.00%
  宮崎 DeNA 12 3 0 80.00%
  西川 広島 4 1 0 80.00%
  會澤 広島 4 1 0 80.00%

 

1位は巨人の亀井選手

5試合で6本の本塁打を記録し

全ての試合で全勝し2017シーズンでの本塁打不敗神話を記録しました

 

2位は広島のバティスタ選手
今季1号が6月3日でそこから9月20日まで不敗神話は継続していました
10試合で本塁打を放っていますが、うち9試合は他にも誰かしらが本塁打を放っているのも勝利の要因となっているようです

シーズン中盤まで不敗神話が続いていた福留選手も高い勝率を誇っています

 


パリーグ勝率8割以上選手ランキング

 

順位 選手 球団 勝率
1 川島 ソフトバンク 5 0 0 100.00%
2 大田 日ハム 12 2 0 85.71%
  今宮 ソフトバンク 12 2 0 85.71%
4 松田 ソフトバンク 20 4 0 83.33%
5 デスパイネ ソフトバンク 28 6 0 82.35%
6 内川 ソフトバンク 9 2 0 81.82%
7 ペゲーロ 楽天 20 5 1 80.00%
  小谷野 オリックス 4 1 0 80.00%
  金子 西武 4 1 0 80.00%
  荻野 ロッテ 4 1 0 80.00%

 

1位は5試合で本塁打を記録し

その試合全てで勝利したソフトバンク・川島選手

2018シーズンでどこまで不敗が続くのか注目です

 

2位には日ハム大田選手

シーズン終盤までは勝率8割ちょうどくらいでしたが

9月下旬から5試合で本塁打を放ち、その試合全てでチームは勝利することが出来たので

一気に2位に順位を上げることが出来ました

 

この後触れますが、同じく2位となった今宮選手の去年の勝率は10割!不敗でした
今年は不敗とはなりませんが2年連続で高勝率となっています

デスパイネ選手は今年も勝率が高いです

 

ソフトバンク松田選手はトップ争いを繰り広げていましたが

終わってみれば4位となってしまいました

 

ウィーラー、ペゲーロ、アマダ―の楽天助っ人の3人衆は8月までは3人とも上位にランクインしていましたがチームの調子が落ちると揃って徐々に順位を落としています

 

 

 


以下に2016シーズンのランキングを載せておきます
対象は10試合以上での本塁打として、ここではあくまでチームが勝ったかどうかで勝率をだしています(引き分けは負けと同じ扱い)


 ・2016シーズンのセリーグのランキング

順位 選手 球団 試合数  
1 広島 19 17 89.47%
2 新井 広島 18 16 88.89%
3 鈴木誠 広島 26 23 88.46%
4 エルドレッド 広島 17 15 88.24%
5 田中 広島 12 10 83.33%
6 平田 中日 14 11 78.57%
7 菊池 広島 13 10 76.92%
8 梶谷 DeNA 17 13 76.47%
9 福留 阪神 11 8 72.73%
10 筒香 DeNA 35 24 68.57%
11 ギャレット 巨人 22 15 68.18%
12 ロペス DeNA 31 21 67.74%
13 村田 巨人 25 16 64.00%
14 クルーズ 巨人 11 7 63.64%
  長野 巨人 11 7 63.64%
  阿部 巨人 11 7 63.64%
  原口 阪神 11 7 63.64%
  桑原 DeNA 11 7 63.64%
19 ビシエド 中日 20 12 60.00%
20 山田 ヤクルト 34 20 58.82%
21 バレンティン ヤクルト 28 16 57.14%
22 坂本 巨人 22 11 50.00%
  福田 中日 10 5 50.00%
24 宮崎 DeNA 11 5 45.45%
25 ゴメス 阪神 21 9 42.86%


上位7名のうち6名が優勝した広島勢で独占
シーズン途中まで不敗神話としていた鈴木選手は結果26試合で本塁打を記録し
うち23試合が勝ち試合でした


・2016シーズンのパリーグのランキング

選手 球団 試合数  
今宮 ソフトバンク 10 10 100.00%
柳田 ソフトバンク 18 16 88.89%
日ハム 13 11 84.62%
松田 ソフトバンク 25 21 84.00%
内川 ソフトバンク 18 14 77.78%
ウィーラー 楽天 25 19 76.00%
大谷 日ハム 20 15 75.00%
レアード 日ハム 33 24 72.73%
山川 西武 11 8 72.73%
T-岡田 オリックス 18 13 72.22%
中村剛 西武 19 13 68.42%
中田翔 日ハム 23 15 65.22%
デスパイネ ロッテ 21 12 57.14%
糸井 オリックス 14 8 57.14%
メヒア 西武 30 17 56.67%
浅村 西武 24 12 50.00%
ペゲーロ 楽天 10 5 50.00%

 

今宮選手が10試合以上で本塁打を放った選手の中で唯一の不敗神話でした

こちらはソフトバンクの選手が上位を独占しています

 

デスパイネ選手は2015シーズンに続き、この年も前半は勝率は高かったですが

徐々に勝率は下がっていきました

 

 

2016年、2017年と今宮選手の本塁打は縁起がいいようですね

所属チームが強いというのもありますけどね

守備が注目されている今宮選手ですがこれからもバットでもチームの勝利に貢献していくのか目が離せません