プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

DeNAベイスターズでのシーズン30本塁打以上記録者一覧

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大洋ホエールズ横浜ベイスターズ時代を含む
シーズン30本塁打記録者一覧です
打席の項目で無記入は右打者としてます

順位 選手 本塁打 打席
村田修一 46 2008
ウッズ 45 2004
筒香嘉智 44 2016
ブランコ 41 2013
ウッズ 40 2003
多村仁志 40 2004
ローズ 37 1999
クレス 36 1964
田代富雄 36 1980
村田修一 36 2007
11 田代富雄 35 1977
ポンセ 35 1987
ブラッグス 35 1994
14 藤井勇 34 1950
シピン 34 1975
松原誠 34 1977
村田修一 34 2006
吉村裕基 34 2008
ロペス 34 2016
20 スチュアート 33 1967
シピン 33 1973
松原誠 33 1976
ポンセ 33 1988
24 青田昇 31 1954
桑田武 31 1959
レオン 31 1985
多村仁志 31 2005
28 松原誠 30 1970
シピン 30 1976
田代富雄 30 1981
レオン 30 1983
ロペス 30 2017


球団1位は2008年に二年連続で本塁打王に輝いた村田修一選手の記録です


2位のウッズ選手は中日に在籍している2006年に47本塁打を記録
もしこの本数を横浜時代に記録していたなら村田選手の王座はなかったでしょう


2016年に44本塁打を記録し3位となった筒香選手ですが
左打者としては堂々の1位です

しかもそれまで左打者1位は1950年の藤井勇選手の34本
60年以上の間、誰も達成できなかった左打者での35本以上となっています


4位の2013年のブランコ選手ですが
打率.333 136打点で2冠を獲得しています

41本塁打はリーグ2位で
この年の本塁打王は60本塁打を記録したヤクルト・バレンティン選手
彼がいなければ三冠王となっていたかもしれません

逆に言えばブランコ選手がいたからバレンティン選手は三冠王となれなかったのでしょう


40本塁打を記録した多村仁志選手は当時では球団初の日本人での40本塁打でした
しかも打率3割と100打点も同時に記録し
これは球団初の3割40本100打点となっています


ブランコ選手やウッズ選手に本塁打数では劣るものの
横浜史上最強の助っ人と言われているのが37本塁打を記録したロバート・ローズ選手です

横浜に8年在籍してましたが
30本塁打を記録したのは1999年のみ

1999年は
打率.369 37本塁打 153打点 192安打
と圧倒的な数字を残し
首位打者打点王最多安打を獲得

153打点は2017年現在でも、歴代2位の記録となっています


1980年に36本塁打を記録した田代富雄選手は1983年に横浜スタジアム初の場外ホームランを記録した選手です

現役引退後は2軍監督や一軍打撃コーチを務め
ランクインしている筒香・村田・多村・吉村といったスラッガーの指導にあたった上に金城や内川といった巧打者も指導


最後に触れたいのは14位にランクインしている松原誠選手です
ミスター・ベイスターズと言っても過言ではない存在です
(松原選手が在籍していた当時はホエールズなのだが)

37才まで現役で活躍した選手ですが自己最高の34本塁打を放った1977年は33才
この年が最後のシーズン30本塁打以上となっています

19年間、大洋に在籍し
大洋(現在のDeNAでも)での
通算2081安打
通算330本塁打
通算1172打点
の3つは球団記録となっています