プロ野球記録室

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ヤクルトスワローズでのシーズン30盗塁達成者一覧

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国鉄時代を含む球団でのシーズン30盗塁達成者ランキング

 

順位 選手 盗塁数
1 土屋 五郎 52 1951
2 佐藤 孝夫 45 1952
3 佐藤 孝夫 42 1953
  福地 寿樹 42 2008
  福地 寿樹 42 2009
6 青木 宣親 41 2006
7 飯田 徳治 40 1957
8 飯田 哲也 35 1995
9 青木 実 34 1981
  山田 哲人 34 2015
11 飯田 哲也 33 1992
12 笘篠 賢治 32 1989
13 青木 宣親 31 2008
14 飯田 哲也 30 1994
  山田 哲人 30 2016

 

 

 

球団記録は1951年に土屋五郎選手が記録した52盗塁

 

45盗塁で2位となった1952年の佐藤孝夫選手の記録だがこれはプロ一年目での事

新人で45盗塁は1997年にロッテの小坂誠選手に破られるまで45年もの間、新人記録となっていた

小坂選手に破られたもののセリーグで見れば2017年でもリーグ新人記録である

翌年の1953年も二年連続の40盗塁を達成し最終的に球団3位となる42盗塁を記録するも

2年連続で盗塁王のタイトルを獲得することはできなかった

 

同じく3位にランクインしたのは2年連続で盗塁王のタイトルを獲得できた2008年と2009年の福地寿樹選手

2008年はプロ15年目にして初の規定打席に到達

阪神の赤星選手と盗塁1個差で盗塁王となった

2009年も2年連続で盗塁王のタイトルを獲得

前年より盗塁失敗数は半分以下としたが盗塁数自体は42と二年連続で同じ数となった

 

41盗塁で6位となったのは2006の青木宣親選手

2001年から2005年まで5年連続で盗塁王を獲得していた阪神の赤星選手の連続盗塁王を阻止する記録となった

ちなみに青木選手の大学卒論テーマは盗塁

 

7位は1957年に40盗塁を記録した飯田徳治選手

飯田選手は前年まで南海ホークスに所属しており

南海時代の最高シーズン盗塁数は48

1957年は移籍一年目であり40盗塁で自身初の盗塁王のタイトルを獲得した

 

8位は1990年代に活躍した方の飯田(哲也)選手

1995年は打撃不振に陥ってしまったが自己最高の35盗塁を記録した

11位にランクインした1992年は33盗塁で盗塁王を獲得

 

9位にランクインしたのは青木実選手

1981年はチームの顔とも言える若松勉選手が故障し出場機会が増えたこともあり34盗塁で盗塁王のタイトルを獲得

同選手がシーズン20盗塁以上を記録したのはこの年のみ

 

同じく9位にランクインしたのは2015年の山田哲人選手

この年はチームのリーグ優勝に貢献しMVPに輝いた

個人成績を見るとトリプルスリーを達成し

球団日本人初の本塁打王を獲得

34盗塁で盗塁王も受賞し、史上初の本塁打王盗塁王を同時に受賞した選手となった