プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

広島カープ シーズン30盗塁達成者一覧

f:id:nr0206gd07:20170909175934p:plain

広島カープでのシーズン30盗塁達成者ランキングです

 

順位 選手 盗塁数
1 高橋 慶彦 73 1985
2 高橋 慶彦 70 1983
3 金山 次郎 58 1953
4 古葉 竹識 57 1964
5 高橋 慶彦 55 1979
6 緒方 孝市 50 1996
7 緒方 孝市 49 1997
8 緒方 孝市 47 1995
9 大下 剛史 44 1975
10 梵 英心 43 2010
  高橋 慶彦 43 1982
12 金山 次郎 41 1955
13 古葉 竹識 39 1968
  山崎 隆造 39 1984
  高橋 慶彦 39 1986
16 古葉 竹識 38 1965
  高橋 慶彦 38 1980
18 野村 謙二郎 37 1994
19 山崎 隆造 35 1985
  田中 広輔 35 2017
21 平山 智 34 1956
  正田 耕三 34 1989
23 小鶴 誠 33 1953
  金山 次郎 33 1954
  平山 智 33 1957
  野村 謙二郎 33 1990
27 古葉 毅 32 1963
  衣笠 祥雄 32 1969
  高橋 慶彦 32 1988
30 衣笠 祥雄 31 1976
  野村 謙二郎 31 1991
32 高橋 慶彦 30 1984
  正田 耕三 30 1987
  野村 謙二郎 30 1995
  金本 知憲 30 2000

 

 

 

球団記録は1980年前後の黄金期を支えた

機動力野球の申し子として3度の盗塁王に輝いた高橋慶彦選手

73盗塁を記録した1985年は盗塁王となっているが

1983年は70盗塁を記録するもタイトルは取れなかった

 

ちなみにこの年の盗塁王は巨人の青い稲妻こと松本選手の76だった

この76盗塁はセリーグ記録である

 

3位には史上初の通算400盗塁を達成した金山次郎選手

1953年に58盗塁で3位となっているが

自己最高は松竹(現在のDeNA)に在籍していた1950年に74盗塁を記録している

 

4位には現役引退後に監督としてチームを初のリーグ優勝に導いた古葉竹織選手

プロ入り当初は盗塁が多い選手ではなかったのだが1964年に死球の影響でフォームが変わり

これを機に走力を生かすプレースタイルへと変更した

そのかいあってか1964年は57盗塁で盗塁王に輝く

1968年も39盗塁で盗塁王になった

 

この経験が後に監督時代となった時に機動力野球を重視するきっかけでもあった

 

6位から8位にも監督としてチームを優勝に導いた緒方孝市選手

8位となった1995年はリーグ8年ぶりとなる40盗塁

6位となった1996年はリーグ11年ぶりとなる50盗塁を記録するなど

当時のリーグ記録タイとなる3年連続で盗塁王に輝き

90年代を代表する俊足選手として活躍した

 

走塁の意識が高く、1999年は自己最高の36本塁打を記録するも

ケガの影響で盗塁数が18に止まり

今年は最悪のシーズンだったと言うほどである

 

盗塁数ギリギリ30でランクインしている

1995年の野村謙二郎選手の成績は

打率.315 32本塁打 30盗塁

 

2000年の金本知憲選手の成績は

打率.315 30本塁打 30盗塁

 

とそれぞれトリプルスリーを達成した年である