プロ野球記録室

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阪神タイガースのシーズン30盗塁数達成者一覧

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阪神タイガースでのシーズン30盗塁達成者ランキングです

 

順位 選手 盗塁数
1 赤星 憲広 64 2004
2 赤星 憲広 61 2003
3 赤星 憲広 60 2005
4 吉田 義男 51 1954
5 吉田 義男 50 1956
6 赤星 憲広 41 2008
7 呉 昌征 40 1947
8 赤星 憲広 39 2001
9 吉田 義男 38 1955
10 田宮 謙次郎 37 1957
11 呉 昌征 35 1948
  三宅 秀史 35 1958
  赤星 憲広 35 2006
14 加藤 博一 34 1980
15 赤星 憲広 31 2009
16 渡辺 博之 30 1954
  田宮 謙次郎 30 1954
  三宅 秀史 30 1959

 

 

 

上位3位を独占しているのは平成の盗塁王赤星憲広選手

シーズン盗塁数の球団記録が21世紀のものなのは阪神のみとなっている

 

64盗塁の球団記録を作った2004年は死球の影響で不調に陥り盗塁数まで伸びずにいたシーズンだった

しかし後半の50試合だけで41個もの盗塁を記録した

2005年は史上2人目の3年連続60盗塁を達成

セリーグ史上初の5年連続盗塁王にも輝いた

 

39盗塁で球団8位となった2001年はプロ一年目の事であり盗塁王と新人王のタイトルを受賞

この2つを同時に受賞した初の選手となっている

 

次にランクインしているのは球団の永久欠番の1つである背番号23を着けていた吉田義男選手

1954年は51盗塁で盗塁王を獲得

プロ2年目21歳になるシーズンであり史上最年少での盗塁王となっている

2年後の1956年も50盗塁でタイトルを獲得

阪神での盗塁王はこの1956年を最後に2001年の赤星選手が盗塁王になるまで誰も現れなかった

また阪神一筋でプレーし通算350盗塁を記録

これも2009年に赤星選手が塗り替えるまで球団記録であった

赤星選手の通算盗塁数は歴代9位の381個

 

7位にランクした呉昌征選手は阪神での最高盗塁数は1947年の40個だが

自己最高は巨人在籍時の1943年に54個を記録している

ちなみに1944年は19盗塁で盗塁王プロ野球の歴史で最後の20個以下での盗塁王となっている(当時の試合数は35)

 

14位にランクインしたのは後に大洋(現在のDeNA)に移籍しスパーカートリオの一人として活躍した加藤博一選手

阪神時代にシーズン盗塁数が20を超えたのは1980年のみ

自己最高は大洋在籍時の1985年の48盗塁となっている