プロ野球記録室

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パワプロで見る悲劇のエース・西口文也投手

選手を成績と共にパワプロの能力を振り返っていくシリーズ

第三弾はノーヒットノーラン完全試合を達成できそうでできなかった、悲劇のエース・西口投手についてやります!

 

今までのは、ページの右下にあるカテゴリーの「パワプロ」のタグから見てね

 

 

 

1994年、3巡目指名を受けて西武ライオンズに入団した西口投手

一年目の1995年はアメリカに野球留学する

そのときに、決め球となるチェンジアップを取得し1995年の後半で初勝利、初完投、初完封を記録

 

 

パワプロに初登場したのは1996年開幕版

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16勝10敗1セーブ 防御率3.17 173奪三振

 

プロ2年目にして堂々の成績を残す

投球回も個人最高の210.1を記録

 

決定版がないため、成績に対しての能力は低くいと思うが

変化球レベルも高く、プロ2年目にしては優秀な能力ではないだろうか

 

9月23日の近鉄戦で、初回に水口選手からヒットを打たれただけの完封勝利をおさめ、準完全試合を記録

 

 

 

 

 

・1997年

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15勝5敗1セーブ 防御率3.12 192奪三振

 

最多勝最多奪三振、最高勝率、沢村賞、MVPを受賞

この年も決定版がないため、成績に対して能力は低く感じる

 

これだけのタイトルを受賞したのだから決定版があれば、能力はもっと高かったと思う

 

前回はカーブがあったが消えて、スライダーが使えるようになる

この時はまだ一つの方向に対して一種類しか変化球を使えないためか

チェンジアップはまだ使えない

フォークで三振を奪いまくったってことなのかな?

 

 

 

 

・1998年

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13勝12敗4セーブ 防御率3.38 148奪三振

 

この年は不調に苦しみ、中継ぎ・抑えも経験

去年ほどの勝ち星と三振は奪えなかったが

最終的には最多勝最多奪三振のタイトルを受賞

 

前半は不調だったためか、特殊能力はムラッ気を習得

スライダーのレベルがアップし、チェンジアップが追加される

 

完投数は8で、リーグ最多の5完封を記録するがスタミナはB

 

 

 

 

 

・1999年

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14勝10敗 防御率3.41 141奪三振

 

去年と変わったことは、被安打数にたいしての被本塁打が多かった為か一発病が追加

投球回数は去年とあまり大差がないが与四球が去年より20くらい減ったためかコントロールがアップ

チェンジアップのレベルはダウンしている

 

この年もリーグ最多の3完封を記録するもスタミナはB

 

 

 

 

・2000年

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11勝5敗 防御率3・77 131奪三振

 

2桁勝利を達成するも、四球のペースが増え四球男がついてしまったようだ

良い特殊能力も2つ追加されるも、後に持病となる右足を怪我してしまう

 

 

 

 

 

・2001年

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14勝9敗 防御率4・35 143奪三振

 

2桁勝利を達成するも怪我の影響からか制球難などに苦しみ能力は下がってしまう

 

 

 

 

・2002年

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15勝10敗 防御率3.51 180奪三振

 

近年、苦しんでいた四球の数が少なくなり

四球男が消えて、コントロールもBに戻る

チームの優勝に貢献する活躍を見せるも、被本塁打数が多いのは変わらずで対ランナーのバット能力もついてしまった

 

この年の8月26日のロッテ戦で

ノーヒットノーランを達成できないフラグが立つ

 

 

 

 

・2003年

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6勝3敗 防御率6.84 69奪三振

 

2年前の右足の怪我が悪化してしまったり、不調になったりと不本意な成績に終わる

 

そんな中で6勝を挙げたためか、勝ち運が付いている

 

 

 

 

・2004年

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10勝5敗 防御率3.22 112奪三振

 

2桁勝利を記録するが、怪我の影響で離脱が多かった

コントロールが下がり、再び四球が付く

 

 

 

 

・2005年

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17勝5敗 防御率2.77 137奪三振

 

自己最高の17勝に防御率2点台と活躍し、能力はかなり高くなる

これが最高能力である

 

がしかし、タイトルは当時ソフトバンクの杉内投手に取られてしまう

タイトルがないにしては本当に能力が高い

 

というのも

5月13日の巨人戦と8月27日の楽天戦での未遂事件があった影響だろう

 

 

 

・2006年

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9勝9敗 防御率3.55 154奪三振

 

2桁勝利に届かず最高成績を残した昨年より、全体的に能力ダウン

再び、一発と四球が付く

 

チェンジアップもなくなる

 

 

 

・2007年

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9勝11敗 防御率4.28 103奪三振

 

通算150勝を達成するも、能力はどんどん下がってきた

初の負け越しとなってしまっている

 

 

 

 

・2008年

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8勝6敗 防御率5.03 92奪三振

 

勝ち越しはしたものの、打ち込まれた試合が多くコントロールはEに

 

 

 

 

・2009年

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4勝4敗 防御率5.11 60奪三振

 

この年も不調に苦しむ

中継ぎも経験

 

球速は去年より1だけ上がり、スライダーもレベルが1つ戻ったが

コントロールはFにまで下がり、スタミナもダウン

 

 

 

 

・2010年

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3勝2敗 防御率5.49 43奪三振

 

不調が続き、どんどん能力が下がっていく

 

 

 

・2011年

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11勝7敗 防御率2.57 104奪三振

 

11勝をマークし規定投球回に届かずも防御率は2点台

球速が148に戻りコントロールもEに戻った上に、スライダーのレベルも戻ったがスタミナはD

 

 

 

・2012年

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5勝2敗 防御率3.75 44奪三振

 

球速の低下が目立つ

先発として試合をつくれた試合がいくつかあったためか、コントロールとスタミナは上がった

 

悪い特殊能力も多い

 

右肩痛に苦しむようになる

 

 

 

 

・2013年

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0勝2敗 防御率8.44 7奪三振

 

4試合に先発するもプロ入りで初のシーズン0勝

球速が140になり、スタミナも下がる

 

 

 

 

・2014年

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0勝0敗 防御率4.91 11奪三振

 

2015年のパワプロがないため、これで最後

 

8試合に中継ぎで登板しただけで終わる

球速が143に戻り、去年あった悪い特殊能力も消えたが

それ以外は何も変わらず