パワプロで見る 21世紀の打点王・今岡誠選手
今回は21世紀になってからのシーズン打点記録をもっている
主に阪神で活躍していた今岡選手についてみてみました
東洋大学時代にアトランタ五輪の日本代表に選ばれた今岡選手は1996年に阪神にドラフト1位で入団
1997年
打率.250 2本塁打 20打点
一年目は規定打席に届いていないが、98試合に出場するなど新人としてはまずまずの成績を残す
能力は全体的にバランスが良いといった印象
1998年
打率.293 7本塁打 44打点
打率.293でミートがB・・・何故だ!?
この年は規定打席を達成するなど2番打者でチームの主力として活躍
守れるポジションも多く、走力・肩・守備が高く
内野手として身体能力が高く評価されている
チャンスに強い特殊能力がついている
1999年
打率.252 6本塁打 39打点
前年より少し少ない試合数で成績も落とす
能力は全体的にダウンしているが守備はBに上っている
チャンスにも弱くなってしまっている
2000年
打率.212 2本塁打 2打点
不振により出場試合数は40のみ
成績も落とし、能力もどんどん下がってしまっている
2001年
打率.268 4本塁打 40打点
開幕後は好調を見せ規定打席にも届いたが、成績はここ数年と変わらない
チャンスに弱い特殊能力は消えたが、左投手に弱くなっている
メインポジションが三塁となっている
ここまでの今岡選手を見ると、打撃より守備のほうが評価が高いといった印象だが
今岡選手本人は守備より打撃が売りとしている
それを表すかのように、これからは打撃を売りとするスタイルがゲーム的にも出てくる
2002年
打率.317 15本塁打 56打点
1番・セカンドとして長い間続いていたチームの最下位地獄から脱出する原動力として活躍
打撃能力が上がり肩もBに戻ったが、走力と守備はE
2003年
打率.340 12本塁打 72打点
首位打者を獲得し阪神ファンが18年待ちわびたリーグ優勝に1番打者として大きく貢献
パワーは少し下がっているようだが、首位打者を獲得した影響でミートはAで特殊能力も多く
チャンスにとても強くなる特殊能力付き
2004年
打率.306 28本塁打 83打点
3番打者として活躍し3割20本を記録
この年に記録した175安打は自己最高である
パワーは上がったが、流石にミートはダウン
走力も少し下がっているが相変わらずチャンスに強い
2005年
打率.279 29本塁打 147打点
2年ぶりの優勝に貢献し147打点を記録
これは歴代3位の記録
この年の今岡選手の特徴はなんといっても得点圏打率の高さ
満塁時の打率は6割を誇り、ランナーが奥にいればいるほど打率が高かった
打率.279に対して147打点というのが、いかにチャンスで打っていたかが分かる
走力はFとなっており、この年から三塁手に転向
なお、今岡選手が規定打席に届くのはこの年が最後である
2006年
打率.221 7本塁打 29打点
指の怪我の影響でここ数年ほどの活躍はできずに
打撃能力もどんどん落ちていく
2007年
打率.279 4本塁打 24打点
昨年よりは出場試合数が多いものの打率を挙げたくらい
ミートがEに持ち直したくらいで、肩まで大幅にダウン
この年は2005年とは逆にチャンスで打てず、ランナーがいない時の方が好成績だった
その影響でチャンスに弱くなってしまっており、ケガしやすくなる能力までついてしまっている
2008年
打率.172 7本塁打 29打点
新井さんが金本選手にイジられに来た影響などで出場試合数が減る
能力は下降が続いている
2009年
打率.133 2打点
不振から脱出できずに、成績を残すことができなかった
守備もFとなってしまっているが
この年は決定版がないためか、本塁打0だったがパワーはCにまで戻っている
2010年のロッテ春季キャンプにテスト生として参加し、2月に正式にロッテへ入団する
2010年
打率.227 12打点
主に代打で活躍するも能力はエラー回避以外は上がっていない
シーズンは活躍できなかったが日本シリーズでは本塁打を放つなどして、ロッテの史上最高の下剋上に貢献した
2011年
打率.130 4打点
出場試合数は前年より少なかったなか打率.130だがミートはFに上っているが守備はGにまで下がった
前年の日本シリーズでの活躍が評価されたのか、ゲーム終盤に能力が上がる特殊能力・意外性をもっている
2012年
この年は1軍での出場はなし
選手兼任で二軍のコーチとして活躍していた
9月に現役引退を表明し退団
2016年から阪神の監督に金本監督が就任した影響もあり、阪神の二軍コーチとして阪神に復帰した