プロ野球記録室

プロ野球の記録を独自の目線で掘り下げたい

パワプロで見るゴジラ松井

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今回は2009年にメジャーでワールドMVPに輝いた

1990年代から2000年代の日本を代表する長距離打者・松井秀喜選手についてみてみます

 

高校時代は三塁手

20年に1度の怪物と称され

1年生から4番打者として活躍

練習でボールを飛ばしまくるので高校の練習場にネットが取り付けられるほど打力は当時から並外れていた

 

高校3年生の時、夏の甲子園で5打席敬遠されチームが敗退したのは有名な話

 

当時は阪神タイガースへの入団を希望していたが

1992年のドラフトで交渉権を得た巨人の長嶋監督からの誘いを受け巨人へと入団

 

 1993年

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打率.223 11本塁打 27打点

 

1軍と2軍を行ったり来たりのシーズンだった

それでもルーキーながら2桁本塁打を記録

 

能力的には肩が評価され

パワーも11本塁打ながら高めである印象

 

 

 1994年

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 打率.294 20本塁打 66打点

 

全試合に出場

3割には届かなかったが20本塁打をクリア

能力は何故か走力がA

 

 

1995年

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打率.283 22本塁打 80打点

 

この年、初の4番に座る

得点圏打率が低かったようだ

走力はAではないが高めのB

 

 

1996年

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打率.314 38本塁打 99打点

 

優勝に貢献しMVPを受賞

本塁打も30を超え強打者の証であるパワーヒッターがついた

肩はAからBに下がった

 

 

1997年

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打率.298 37本塁打 103打点

 

プロ5年目で通算100本塁打を達成

打点も100を超えたが打率は3割に届かなかった

 

能力は守備が上がった

決定版ではない為、シーズンの打率に対してミートはまた高め

 

 

 1998年

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打率.292 34本塁打 100打点

 

怪我に悩まされたシーズンだったが本塁打王打点王の2冠に輝いた

走力はCに下がったが肩はAに復活

 

 

 1999年

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打率.304 42本塁打 95打点

 

40本塁打を記録するも本塁打王のタイトルは取れなかった

本塁打数が昨年より8本多いがパワーは下がっている

肩もBに下がったが、威圧感の特殊能力が付いた

しかし悪い特殊能力が多い

 

 

2000年

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打率.316 42本塁打 108打点

 

2年連続で40本塁打を記録し、本塁打王打点王の2冠

パワーに大きな変化はないが、ここら辺から能力の査定がしっかりしてきたのか

パワー以外の能力が下がっている

ホームラン打者の宿命か三振男が去年同様についている

 

 

 2001年

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打率.333 36本塁打 104打点

 

全イニング出場を果たし、ケガしにくい特殊能力が付いた

首位達者を獲得し、ミートはBに戻ったが本塁打数が減り

パワーが少しダウン

 

 

2002年

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打率.334 50本塁打 107打点

 

50本塁打を記録し3度目の本塁打王打点王の2冠となる

パワーは190を超えたが守備がDとなってしまっている

 

 この年のオフ、FAを行使してメジャー挑戦を表明し12月にニューヨーク・ヤンキースと3年契約を結んだ

 

これ以降はもちろん日本のパワプロに登場しないが2006年にパワフルメジャーリーグが発売

そこから2009年までパワフルメジャーリーグが続き、そこに登場している

 

パワフルメジャーリーグはシーズン中に発売されている場合が多く

その年の成績と能力があまり釣り合っていない場合が多い

 

 

 

2006年

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打率.302 8本塁打 29打点

 

5月に守備で左手首を骨折してしまい51試合の出場に終わってしまう

でも昨年は全試合出場しているので怪我しにくい特殊能力付き

能力的には昨年、23本塁打116打点をマークしているので打撃能力は高い

走力もCになっている

 

 

2007年 

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打率.285 25本塁打 103打点

 

序盤は不調に苦しむも夏以降に調子を上げ

7月には月間MVPとなった

日米通算2000安打達成&メジャー通算100本塁打も達成

 

守備は上がったが走力は再びダウン

ミートはEまで下がり、パワーも評価方法が変わり

全体的に打撃能力が下がった

 

 

2008年

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打率.294 9本塁打 45打点

 

前半は好調だったが6月半ばに故障者リスト入りしてしまう

8月に復帰するも成績を残すことはできなかった

にもかかわらず、またしても昨年は怪我無く143試合に出場したのが評価されたのか

怪我しにくい特殊能力付き

 

打撃能力も昨年の評価といった感じ

肩力が下がっている

 

 

2009年

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打率.274 28 本塁打 90打点

 

怪我に苦しむも28本塁打を記録

ケガの影響により指名打者での出場が多く

走力を含む守備面の能力が下がっている

そしてついに、怪我しにくいから怪我しやすいとなってしまった

打撃能力はそれなりにある

 

これが現役最後のパワプロである

 

この年のワールドシリーズでチームの世界一に貢献し、ワールドシリーズMVPに輝く

 

オフにロサンゼルス・エンゼルスに入団し、その後もメジャー2球団を渡り歩いた

 

2012年に現役引退を発表

日本での本塁打数は332

メジャーでの本塁打数は175

の計507本